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礼状の書き方の必要性

 礼状の手紙を出すことは、日頃あまり縁のないと思っていても、長い人生の中でいろんな場面で礼状の書き方が必要になってきます


 例えば、
・入学・卒業に対する礼状
・教育、病院等の実習に対する礼状
・会社訪問(就職活動)に対する礼状
・面接に対する礼状
・内定に対する礼状
・就職斡旋に対する礼状
・結婚に対する礼状
・出産に対する礼状
・新築に対する礼状
・餞別に対する礼状
・開店に対する礼状
・見舞いに対する礼状
・長寿に対する礼状
・頼みごとを断られた時の礼状

 なので、礼状の書き方を知っておけば、文章を書くことが苦手でも、恥をかくことがないばいかりか、相手にお礼の気持ちがより伝わり易くなります。
 どうですか?礼状の書き方の必要性を感じて頂けたでしょうか。

 また、日頃から手紙を書くようにするのも、礼状の書き方の訓練になると思います。
 ちなみに、手紙の書き方を考える上での注意点は、次のとおりと考えています。

1)思いついたらすぐに書く
 気持ちが新鮮なうちに、すぐに書く。書くのを延ばすとおっくうになります。
 特に礼状はすぐに出してください。

2)文章の上手・下手は気にしない
 気にしすぎると書けなくなります。読む相手は名文を期待していません。

3)字が下手でも丁寧に
 読む人のために書くのですから下手でも丁寧に書きます。下手な字の方が味わいが出ます。

4)用件は箇条書きで
 読み人にとって分かり易いですし、書く人も楽に書けます。

5)書き終わったら読み返す
 書いてる時は、誤字・脱字はなかなか気づかないものです。




礼状の書き方の注意点

 礼状の手紙は、書き方等のポイントを間違えると礼状を出す相手に不快感を与えかねません。そこで、礼状の書き方としての注意点を挙げてみます。

■礼状は、具体的な気持ちで表現
 好意や恩恵が役に立つことをどのように期待しているか、どのように役に立ったか、またはありがたかったかを、できるだけ具体的に礼状に書くと、こちらの感謝している誠意が相手に伝わります。
 なお、物理的な恩恵に対する礼状でも、その品物やお金に対して直接感謝の気持ちを礼状として書くよりも、相手の行為の気持ちがありがたいと言った表現の方が、より相手に強く伝わると思います。

■できるだけ早く礼状を出す
 相手の行為が純粋な善意によるものなのでお礼を期待してないとしても、相手は行為を受けた人の反応を知りたくなるのが人情でないでしょうか。また、相手が品物を送ってた場合は、無事届いているか気になるはずです。
 なので、礼状が遅れ時期がずれるのは、マナー違反と思います。

■意にそぐわなかった件でも礼状を
 相手に世話をしてもらっても、うまくいかなかった場合や依頼を断られた場合でも、礼状を出した方が良いと思います。
 すごく書き難い礼状ですが、まさしく人間性を問われるのではないでしょうか。
 世話になった感謝の気持ちを早く礼状で伝えることが大切だと思います。
 

 以上の注意点を踏まえた礼状の書き方をすると良いのではないでしょうか。

頼み事を断られた時の礼状書き方の例文

 頼み事を断られたら、今後の交際のために、双方の友情や関係にヒビが入らないようすべきでないでしょうか。なので、書き難くても礼状の手紙を出すように心がけたいです。
 断られたからこそ、親しい仲でも丁重に礼状を出します。「相談する相手がいて喜んでいる」などと書けば、断った相手も気まずさが薄らぐと思います。

 礼状書き方を学ぶには、例文を見るのが一番だと思い、以下に礼状手紙の例文を示します。礼状の書き方の参考になれば幸いです。


■保証人を断られた時の礼状書き方の例文(知人宛)

謹啓 寒い日が続き春が待たれます。 
 ●●様には連日御多忙のことと拝察致しました。昨日は、突然お電話を差し上げ失礼致しました。そのうえ、保証人の件でお願いごとまでして、ぶしつけを恐縮しております。
 急なことでしたので、とっさに●●様のことを思い浮かべ、日頃の御無沙汰も省みずお電話した次第でした。お断りを頂いたことは残念でしたが、こういう時にご相談ができる先輩があるということをしみじみ嬉しく感じております。
 有難うございました。
 今度のことに懲りず、どうぞ今後ともご指導いただけますよう、この機会にあらためてお願い致します。
 ますますの御健勝をお祈り致します。 
                                敬具

お中元の礼状書き方の例文

 お中元・お歳暮が届いたら「無事に着いた」と言う受け取りの意味からも礼状を必ず出すべきです。
 「親しい仲だから電話でも...」と思いがちですが、身内以外であればお礼の件で、相手を電話口に呼び出さないのがマナーです。

 お中元、お歳暮に関しては、本来お返しをする必要がありません。頂いたことに対する礼状で十分です。
 ただ、あまり経済力のない人から丁寧な品を送られたり、友人から親交を深めるために送られた時などは、お返しする方が良いの思います。この場合の名目も「御中元」「御歳暮」とします。

 礼状の書き方を学ぶには、例文を見るのが一番だと思い、以下に礼状の例文を示します。礼状の書き方の参考になれば幸いです。


■お中元の礼状書き方の例文(知人宛)

 日頃に暑さが厳しくなってまいりましたが、皆様にはお元気にお暮らしの由、心からお喜び申し上げます。私共も、お陰様にて一同つつがなく過ごしておりますので、どうぞご休心ください。
 さて、只今は、結構なお中元のご挨拶に預かり、ご芳情のほど幾重にもお礼申し上げます。家中で大喜びし、さっそく、ご故意を頂戴致しました。
 末筆ながら、皆様のご健康をお祈り申し上げます。
 とりあえずお御礼まで。
敬具